ウクライナ南部にてロシア軍のミサイル攻撃により赤十字の倉庫破壊
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ロシア軍による5月8日未明のミサイル攻撃により、ウクライナ南部オデーサ州においてウクライナ赤十字社の人道支援用倉庫が破壊された。
ウクライナ赤十字社が伝えた。
発表には、「2023年5月8日のオデーサ州へのミサイル攻撃の結果、ウクライナ赤十字社のオデーサ州団体の借りている1000平方メートルの倉庫が完全に破壊された」と書かれている。
破壊によって生じた火災により、倉庫に置かれていたオデーサ州のための人道支援は全て焼失したという。
なお、ミサイル着弾時点に、同倉庫に赤十字の従業員はいなかったとのこと。
赤十字社は、「ウクライナ赤十字社のオデーサ州団体による人道支援の提供と複数プロジェクトの活動は、停止した」と伝えた。
その他、検事総局は、テレグラム・チャンネルにて、同日のオデーサ州へのミサイル攻撃で、リゾート施設と隣接する複数の施設や宿泊用施設が破壊されたと伝えた。
さらに、同日のミサイル攻撃により、3階建て倉庫施設が著しい破壊を被ったという。検事総局は、男性1名の死亡、2名の負傷を伝えている。
写真:検事総局
これに先立ち、ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は8日未明、ウクライナ複数地域をミサイルと自爆型無人機で攻撃した。南部オデーサ州では、複数地点にミサイルが着弾したことが報告されていた。