ロシア軍、ウクライナ南部ドニプロの医療施設をミサイルで攻撃　死傷者あり

ウクライナに対して侵略戦争を続けるロシア軍は２６日、同国南部ドニプロ市の医療施設をミサイルで攻撃した。死傷者が出ている。

リサク・ドニプロペトロウシク州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルで報告した。

リサク長官は、「露シスト（編集注：ロシア＋ファシストの造語）の化け物が医療施設を狙った。犠牲者が出ている」と書き込んだ。同氏は、情報は確認中であり、未確認情報は拡散しないよう呼びかけた。

ゼレンシキー宇大統領は、フェイスブック・アカウントにて、着弾被害を写した動画を公開した。

その際ゼレンシキー氏は、「ロシアのテロリストが、あらゆる人道的なものと正直なものと戦っているという自らの地位をまたしても確認した。ドニプロの病院へのミサイル攻撃だ。現時点で、１名が死亡、１５名が負傷している。現場では、攻撃被害と犠牲者救助が続いている。あらゆる必要な当局が関わっている」と書き込み、哀悼を表明した。

同時に同氏は、「私たちはこの人間ならざる者たちに不可逆的かつできるだけ迅速に勝たねばならない。なぜなら、私たちにとって時間は、私たちの『人』を意味するからだ。そして、私たちの人は、ウクライナにて最も価値あるものだ」と強調した。

修正（５月２６日１２時５１分）：リサク・ドニプロペトロウシク州軍行政府長官公開の動画追加