ウクライナは自国領の外でも自衛権を有している＝英外相

クレヴァリー英外相は３０日、ウクライナは自国領の外でも合法的な自衛権を有しており、力を行使することができると発言した。

スカイニュースが報じた。

クレバリー氏は、「同国が自国の国境の内側でそれを行う合法的権利を有しているのは当然だが、しかし、同国は、ロシアの武力をウクライナに対して用いる能力を弱めるために、自国の国境の外側でも力を行使する権利を有している」と発言した。

同氏はまた、同日朝のモスクワへの無人機の攻撃に関して、ウクライナはロシア領を攻撃する権利を有しているか、との質問に対して、攻撃の性格に関して予想は行わないと発言した。

同時に同氏は、ウクライナは「合法的な自衛権を有している」と指摘した。

そして同氏は、ウクライナ領の外にある「合法的な軍事目標」への攻撃は自衛権行使の一部だと発言し、「私たちはそれを認めねばならない」と補足した。

これに先立ち、３０日、ロシアの報道機関は、モスクワと同市近郊が約２５機の無人機によって攻撃されたと伝えていた。