「モスクワへの無人機攻撃をウクライナへの恒常的攻撃と比較してはいけない」=国連報道官

国連のステファン・デュジャリック報道官は30日、同日のモスクワへの無人機攻撃とロシア軍が恒常的にウクライナに対して行っている攻撃を比較するのは正しくないとの見方を示した。

デュジャリック報道官が記者団に対して発言した。

ウクルインフォルムの特派員がウクライナに対する最近の大規模攻撃に関するコメントを求めると、デュジャリック氏は、民間インフラ攻撃を非難するというグテーレス国連事務総長の立場は変わっていないとコメントした。

同時にロシアの記者もまた、同日のモスクワに対する無人機攻撃についてグテーレス事務総長の立場を問うと、デュジャリック氏は、国連は民間施設に対するいかなる攻撃も非難していると回答した。

同時に同氏は、「しかし、モスクワへの無人機攻撃と、恒常的に行われているウクライナへの攻撃は、絶対に比較してはいけない」とも強調した。

これに先立ち、30日、ロシアの報道機関は、モスクワと同市近郊が約25機の無人機によって攻撃されたと伝えていた。