ロシア国民の部隊、露ベルゴロド州へ再び進入したと主張
現在のロシアの侵略戦争において、ウクライナ側で戦う部隊「ロシア自由軍団」は1日、ウクライナとロシアの間の国境地点にいることが確認できる動画を公開した。
ロシア自由軍団とロシア志願兵軍団がテレグラム・チャンネルにてそれぞれ動画を公開した。
ロシア自由軍団の兵士は、動画は祖国との国境地点にいるとし、もうすぐ自由、平和、平穏をもたらす、「グライヴォロンは始まりに過ぎない」などと述べている。
なお、動画で言及されているグライヴォロンとシェベキノは110キロ離れている。グライヴォロンは、ウクライナ側スーミ州ヴェリカ・ピサリウカから近いロシアが自治体で、シェベキノは、ウクライナ側ハルキウ州に面する自治体であり、つまり、同日両軍団が同時に2つの襲撃を行っていると考えられる。
ロシア自由軍団の男性は、「プーチン軍事ジャッカルたちの臆病さのおかげで、私たちは多くの鹵獲品を得た。これによって、私たちは仲間をさらに武装させることができるし、ロシア全土、ベルゴロドからウラジオストクまで、を解放することが可能となる。モスクワに、白青白の自由の旗が掲げられるようにするためだ」と発言した。
ロシア志願兵軍団の男性は、ロシア住民に対して、民間人の避難を組織することはできないので、家の中にいて欲しいと要請し、「志願兵軍団の戦闘員は民間人とは戦わない」と発言している。
他方、露タス通信は、ベルゴロド作戦本部が「ウクライナ軍の侵入」を否定したとし、銃撃が行われており、戦闘の音が聞こえると発表したと伝えている。
その他、ニュースチャンネル「バザ」は、1日、「戦車の支援を受け」、国境地点「シェベキノ」が攻撃された、「暫定情報では、活発な攻撃は撃退された」と伝えている。