ウクライナ軍、ロシアが反転攻勢に関する偽情報を拡散するおそれを指摘

ウクライナ軍の戦略コミュニケーション局(ストラトコム)は5日、ロシア側がウクライナの反転攻勢に関する情報・心理作戦を活発化させており、ウクライナ側の損耗を示すために偽の写真や動画を用意している可能性を指摘した。

ストラトコムがテレグラム・チャンネルにて伝えた

発表には、「ウクライナ軍ストラトコムは以下のことを警告する。ロシア占領軍が情報心理作戦を活発化させている。ロシアのテレグラム・チャンネルやソーシャルメディアにて、ウクライナ軍と自らの部隊の戦闘に関する不正確な情報の大規模拡散が計画されている」と書かれている。

ストラトコムは、ロシアのプロパガンダ拡散者たちはウクライナ国民の士気を下げて、社会を騙すことを目的に、ウクライナの反転攻勢が行われていないとしても、その方面やウクライナ軍の損耗に関する不確かな情報を広めるつもりだと指摘した。

そして、「そのために壊された機材、死体、被拘束者の映る古い動画や写真、その他の偽の情報が用意されている」と描かれている。

その上で、ウクライナ側からの正確な情報が受け取れるのは、軍参謀本部、戦略コミュニケーション機関、防衛戦力内の認定された報告者の最新報告のみだと喚起されている。