ロシア軍、ウクライナ南部ヘルソンへの砲撃継続 住民1名死亡
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ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は、4日から5日朝にかけて、同国南部ヘルソン市の住宅街を複数回砲撃した。結果、男性住民が1名死亡、住宅や教育施設、医療施設が損傷した。
ヘルソン州軍行政府がソーシャル・メディアで伝えた。
発表には、「暫定情報では、市は多連装ロケットシステムで攻撃された。砲撃は、禁止されている焼夷弾でも行われ、それにより複数の大型火災が生じた。ロシア軍の攻撃により、20軒以上の住宅、ガレージ、自動車、2軒の教育施設が損傷した」と書かれている。
さらに、医療施設への砲撃も確認されたとし、同施設には135人の患者と44人の医療従事者がいたが、彼らに被害は出ておらず、病院の窓と扉が損傷したと発表された。
砲撃により、47歳の女性が負傷したという。
さらに午前10時ごろに、ロシア軍がさらなる砲撃を行い、企業の建物に着弾。この攻撃で、職場にいた55歳の男性警備員が死亡したと発表された。