ゼレンシキー宇大統領、露軍のカホウカ水力発電所破壊につき報告　「彼らをウクライナから追い出さねばならない」

ウクライナのゼレンシキー大統領は６日、ロシア軍がウクライナ南部のカホウカ水力発電所のダムを破壊したことを報告した。

ゼレンシキー大統領がフェイスブック・アカウントに破壊されたダムを写した動画の公開とともにメッセージを書き込んだ。

ゼレンシキー氏は、「ロシアのテロリストによるカホウカ水力発電所のダムの破壊は、ウクライナの大地のあらゆる場所から彼らを追い出さねばならないということを、全世界にとって確認のみさせるものである。１メートルたりと、彼らに残してはならない。なぜなら、1メートル１メートルを彼らはテロのために利用しているからだ。ウクライナの勝利のみが安全を取り戻す。そして、その勝利は生じる。水でもミサイルでも、何であっても、テロリストがウクライナを止めることはできない」と書き込んだ。

さらに同氏は、全ての当局が活動しており、自身は国家安全保障国防会議（ＮＳＤＣ）会合を招集したと伝えた上で、「公式情報と確認の取れている情報のみ拡散して欲しい」と呼びかけた。

これに先立ち、６日未明、ロシア軍は、ウクライナ南部の水力発電所を爆破した。ヘルソン州では危険な地区からの住民の避難が始まっている。

写真：Maxer