ロシア軍、弾道・巡航ミサイルでウクライナを攻撃 全弾撃墜=宇空軍
ウクライナ空軍は、16日日中にロシア軍が弾道ミサイル「キンジャール」6弾と巡航ミサイル「カリブル」6弾でウクライナを攻撃してきたところ、ウクライナ空軍戦力が全弾撃墜したと報告した。
空軍がテレグラム・チャンネルで伝えた。
発表には、「6月16日11時ごろ、ロシア占領軍はウクライナに対して、巡航ミサイル『カリブル』と空中発射型弾道ミサイルKh47『キンジャール』にて攻撃を行った。攻撃先はキーウ方面だった!」と書かれている。
同時に空軍は、ウクライナ空軍は、司令部「ツェントル(中部)」の管轄地域でこれら全弾(弾道ミサイル6弾、巡航ミサイル6弾)を撃墜したと報告した。
その他、敵の諜報用無人機2機も撃墜したと書かれている。
これに先立ち、16日日中、ロシア軍はウクライナに対して新たなミサイル攻撃を行った。キーウ市軍行政府は市内の州内で防空システムが稼働していると伝えていた。クリチコ・キーウ市長は、キーウ市内の爆発は、キーウ市内のポジリシキー地区で聞かれた大きな爆発は防空システムのものであり、市内ではミサイル攻撃による建物の損傷はないと報告していた。同時に、ニェビトウ・キーウ州警察長官は、テレグラム・チャンネルにて、キーウ州へのミサイル攻撃で民家が損傷し、負傷者が出ていると伝えた。