露軍、ウクライナを再びミサイル攻撃 キーウで破片着弾で3名死亡、8名負傷
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ウクライナへの侵略戦争を続けているロシア軍は、24日未明にウクライナを再びミサイルで攻撃した。首都キーウでは、撃墜されたミサイルの破片が集合住宅に着弾し、住民3名が死亡、8名が負傷した。
クリメンコ宇内務相がテレグラム・チャンネルで伝えた。
クリメンコ氏は、「現時点(編集注:朝8時31分)で、死者3名、負傷者8名。国家非常事態庁職員が24名を救助した」と伝えた。
現場では救助隊と警察が作業を続けているという。
また、ポプコ・キーウ市軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、本件につき「ソロムヤンシキー地区にて、破片が24階建集合住宅に着弾し、16階、17階、18階にて破壊と火災が発生した」と伝えた。
周辺では駐車場に停められていた40台の自動車が損傷したという。
その他、南部ドニプロペトロウシク州では、リサク州軍行政府長官が、テレグラム・チャンネルにて、同日未明、ウクライナの防空戦力が9弾のミサイルと3機の無人機を撃墜したと報告した。
同時に同氏は、民間セクターへの着弾もあるとし、「現時点で8名の負傷者がおり、その内2名は児童、9歳と16歳の男児だ。4名が病院へ搬送された。火災が発生し、救助隊がすでに消火した。民家が4軒完全に破壊され、さらに25軒が損傷した」と伝えた。さらにもう1弾、インフラ施設にも着弾し、破壊が生じたという。
そのほか、州内のマルハネツ共同体とニコポリも砲撃を受けたと報告された。