ロシア軍のウクライナ南部オデーサ州攻撃にて穀物・オイルターミナルが損傷
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ロシア軍による19日未明のミサイル攻撃により、ウクライナ南部オデーサ州の穀物ターミナルとオイルターミナルが損傷した。
ウクライナの検事総局がテレグラム・チャンネルで写真を公開した。
発表には、「港湾インフラ施設へのミサイル攻撃の結果、穀物ターミナルとオイルターミナルが損傷した」と書かれている。
その他、産業施設、倉庫、創業施設、集合住宅、自動車、行政庁舎などが損傷・破壊を被ったという。
クブラコウ復興担当副首相兼領土発展・インフラ相は、フェイスブック・アカウントにて、ロシア軍の攻撃の目的は、穀物の世界市場への供給の道を断つことだと指摘した。
クブラコウ氏は、「穀物ターミナルへの攻撃は、世界に対する攻撃である。ロシアテロリストの目的は、世界市場への穀物供給路を断つことにある。テロ国家は、ウクライナとだけではなく、アフリカやアジアの人々とも戦っている。彼らにとって穀物は生き残りの問題なのだ。穀物インフラと港湾インフラは世界によって守られるべきだ。何よりも、それは世界の食料安全保障にとっての保証なのだ」と強調した。
これに先立ち、ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は、19日未明に再びミサイルと自爆型無人機での攻撃を行った。南部のオデーサ州で複数の被害が報告されていた。