ロシア軍、ウクライナ南部の港湾インフラを無人機で攻撃 2名負傷
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ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、3日未明に同国南部オデーサ州を自爆型無人機で攻撃した。港湾インフラへの着弾があり、港湾職員2名の負傷が判明している。
ブラッチューク・オデーサ州軍行政府市民会議議長(ウクライナ志願兵軍報道官)がテレグラム・チャンネルで伝えた。
ブラッチューク氏は、「オデーサ州だ。残念ながら、港湾インフラに着弾があり、火災が発生した。消防士が緊急で消火を行った」と伝えた。
また同氏は、暫定情報で、2名が負傷し、治療が施されたと書き込んだ。
キペル・オデーサ州軍行政府長官は、負傷した2名は港湾民間職員だと伝えた。
写真:国家非常事態庁
ウクライナ空軍は、テレグラム・チャンネルにて、3日未明、ロシア軍は自爆型無人機「シャヘド136/131」で複数回攻撃を行ったと報告した。
発表には、「攻撃型無人機『シャヘド136/131』が合計で25機発射されたことが確認され、それらはオデーサ州の南部の地区を攻撃した。その内22機が、空軍の戦力・兵器がウクライナ防衛戦力のその他の防空部隊とともに破壊した」と書かれている。