【写真ルポ】キーウへの露軍ミサイル攻撃の被害
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23日朝のロシア軍によるウクライナ首都キーウへのミサイル攻撃により、市内のソロムヤンシキー地区、スヴャトシンシキー地区、ペチェルシキー地区などで複数の建物が損傷。死者が1名、負傷者が22名が出ていることが判明している。
ウクルインフォルムのフォトグラファーがミサイル被害の現場で損傷した建物や焼け焦げた自動車を写真で伝える。
キーウ市軍行政府は、テレグラム・チャンネルにて、現時点までに1名が死亡、22名が負傷(内13名が病院に搬送された)と伝えている。
スヴャトシンシキー地区:10か所で被害。集合住宅のアパートで火災。非居住型建築物1軒、ガレージ10軒で火災、爆風で複数の自動車が損傷、アパートの窓が破損、駐車されていた自動車が炎上。
ペチェルシキー地区:5つの別々の地点で被害。非居住型建物1軒損傷。住宅3軒で爆風により窓と扉が損傷。
ソロムヤンシキー地区:3地点で被害。爆風で住宅が損傷。2階建て非住居型建物が破壊。火災なし。
ダルニツィキー地区:5地点で破片が落下。被害なし。
シェウチェンキウシキー地区:1点で被害。爆風で住宅の窓が損傷。
キーウ市内被害写真:パウロ・バフムート、ルスラン・カニュカ/ウクルインフォルム
キーウ州被害:ヴォロディーミル・タラソウ/ウクルインフォルム
これに先立ち、23日未明から朝にかけて、ロシア軍がウクライナに対して大規模なミサイル攻撃を再び実施。キーウ市の他、キーウ州ブチャ地区、ハルキウ(死者5名、負傷者51名)、ドニプロペトロウシク州パウロフラードで死傷者が出ている。