ウクライナ防空戦力、露軍巡航ミサイル3弾撃墜 弾道ミサイルは迎撃できず
ウクライナのオレシチューク空軍司令官は、8日未明にロシア軍がウクライナに対してミサイル攻撃を行ったところ、巡航ミサイル「Kh101」を3弾撃墜したと報告した。
オレシチューク空軍司令官がテレグラム・チャンネルで伝えた。
報告によれば、ロシア軍が発射したミサイルは以下のとおり。
・巡航ミサイル「Kh101」4弾 (サラトフ州の戦略爆撃機「Tu95MS」から発射)
・弾道ミサイル「イスカンデルM」2弾(クルスク州と被占領下クリミアから発射)
この内、ウクライナの防空戦力は、「Kh101」を3弾、ジトーミル州とチェルカーシ州で撃墜したという。
また、ウクライナ東部ハルキウ州のシニェフボウ州軍行政府長官は、8日0時32分にハルキウ市オスノヴヤンシキー地区にて弾薬の落下により民家で火災が発生し、50歳と75歳の女性が負傷、自動車と経済施設が破損したと報告した。