ロシア軍の自爆型無人機攻撃によるキーウ市内の被害なし

16日未明、ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍が自爆型無人機でキーウ方面を攻撃したところ、ウクライナ側は迎撃戦を実施。市内には、犠牲者も破壊も出ていない。

キーウ市軍行政府がテレグラム・チャンネルで伝えた

ポプコー行政府長官は、「未明、敵は再びキーウを空から攻撃しようとした。空軍の情報では、クルスク州方面から、暫定情報で、自爆型無人機が発射された。敵の航空機は首都へ約2時間後に到達。空襲警報は44分にわたり発令された。キーウでは、防空の戦力と機材が活動した」と伝えた。

また同氏は、最新情報によれば、現時点でキーウ市内に破壊と犠牲者は確認されていないと書き込んだ。

同時に同氏は、最近空襲警報発令頻度が上がっているとし、前日は1日で4回発令があったと指摘した。また、ロシアの全面侵攻が始まってから、900日間強で、キーウでは1200回以上の空襲警報が発令されたと伝えた。

その上で同氏は、空襲警報に慣れないようにと述べ、「警報は常に命にとっての危険に関する深刻な警告だと思ってくれ!」と呼びかけた。