ロシア軍、ウクライナ南部クリヴィー・リフをミサイルで攻撃 1名死亡、6名負傷

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ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は27日、同国南部クリヴィー・リフ(ドニプロペトロウシク州)の警察署をミサイルで攻撃した。これまでに1名が死亡、6名が負傷したことが判明している。

ヴィルクル・クリヴィー・リフ防衛評議会議長がテレグラム・チャンネルで報告した

ヴィルクル氏は、「残念ながら、瓦礫の下で、遺体が見つかった。女性だ」と書き込んだ。

また同氏は、瓦礫の下にはまだ3名の人が埋まっている可能性があり、捜索・救助作業が続いていると伝えた。

さらに同氏は、負傷者は6名となっており、彼ら全員に必要な支援が与えられていると書き込んだ。

同氏は、「負傷者3名は1978年、1979年、1986年生まれの男性で、緊急に市の病院へと搬送された(外傷性脳損傷、切り傷、骨折だ)。現在3名とも中度の負傷で、医者があらゆる必要なことを行っている。さらに3名の男性が現場で支援を受け、医師の観察の下で自宅治療をしている」と伝えた。

写真:国家非常事態庁

警察は、フェイスブック・アカウントで、今回の攻撃は同日9時15分頃にミサイルによって警察の地区署(5階建てのドニプロペトロウシク州国家警察クリヴィー・リフ地区総局庁舎)に対して行われたと報告した

着弾により、警察の事務所が破壊された他、隣接する民家が破損したという。

トップ写真:ドニプロペトロウシク州検察