ロシア軍、ウクライナを自爆型無人機136機で大規模攻撃 51機撃墜

ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、15日から16日にかけての夜間、ミサイルと2弾と自爆型無人機136機で同国を攻撃した。ウクライナ防空戦力は、この内51機を撃墜。また60機が飛翔中が消失した。

ウクライナ空軍がテレグラム・チャンネルで伝えた

報告には、15日19時から16日7時の間にロシア軍は以下のミサイルと無人機で攻撃を仕掛けたという。

・地上発射型誘導ミサイル「S300/S400」1弾(被占領下ドネツィク州から発射)

・誘導航空ミサイル「Kh59」1弾(露クルスク州からチェルニヒウ州へ発射)

・自爆型無人機136機(露クルスク、オリョール、プリモルスコ=アフタルスクから発射)

これに対して、ウクライナ側は16日7時の時点で、迎撃戦の結果、51機の無人機を撃墜したという。迎撃戦が行われたのは、スーミ州、チェルカーシ州、キロヴォフラード州、テルノーピリ州、ヘルソン州、ハルキウ州、ジトーミル州、ドネツィク州、ドニプロペトロウシク州、ミコライウ州、キーウ州、ポルタヴァ州、チェルニヒウ州、チェルニウツィー州。

また他60機の無人機は、電子戦機器により、ウクライナ各地で消失したという。

さらに20機以上がウクライナ領空を飛行中で、迎撃戦が継続。他2機は、ロシア領へと戻っていったと書かれている。

写真:スペツテフノエクスポルト