北朝鮮の将校はすでに被占領下ウクライナ領でロシア兵を訓練している=ゼレンシキー宇大統領

ウクライナのゼレンシキー大統領は17日、北朝鮮の将校はすでに一時的被占領下ウクライナ領にて、ロシア兵を訓練していると発言した。

ゼレンシキー大統領が欧州理事会会合後の記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「私たちには、自分たちの情報機関による、それが確かに大きな問題であるという情報がある。第一に、北朝鮮の将校はすでにウクライナの一時的被占領地にいて、ロシア兵を訓練している。将校の数は知らない。しかし、情報機関のデータでは、ロシアは動員では足りず、失い過ぎており、戦場で損耗があるために、そのような補強に期待している。そして、彼(プーチン)は、社会が動員に反対しているという世論を知っている。だからこそ、彼は外国の支援を模索しているのだ。そして、私は、様々な軍種の1万人の兵士を準備する意向があることを知っている」と発言した。

同氏はその際、プーチン氏は歩兵だけでなく、様々な軍種の専門家を参加させたいと思っていると指摘した。

そして同氏は、「私たちが知っていることは、ウクライナに対して戦うために派遣するための部隊を北朝鮮がもう準備していることである。私はそれについて米国と話した。私は、複数の首脳と、それがもう、2か国目が戦争に入っており、部隊としてロシアと並んでウクライナに対して戦っていくということの確認の実質的に公式な事実なのだと話した。あなた方は、イランがすでにミサイルと無人機をロシアに送ったことは知っているが、しかし部隊ではない。しかし、この点ではすでに、戦争におけるそのような深刻な一歩なのだ」と発言した。