ウクライナ、ロシア側から501人の軍人の遺体返還を報告

ウクライナの捕虜待遇問題調整本部は18日、501名のウクライナ軍人の遺体を返還させることができたと発表した。

捕虜待遇問題調整本部がテレグラム・チャンネルで伝えた

発表によれば、この内、382人はアウジーウカ方面で戦死したウクライナ軍人、56人はバフムート方面、45名はマルインカ方面、6名はヴフレダル方面、4名はザポリッジャ方面、7名はルハンシク方面での戦死者だという。

また、ロシアの死体安置所から1名の遺体も返還させることができたと書かれている。

今後、ウクライナ軍は、送還された遺体を指定の国家機関に送り、その後法執行機関が法医学専門家とともに身元確認を行うという。身元確認後、遺体は埋葬のために遺族に引き渡されるとのこと。

今回の返還は、同調整本部、保安庁。ウクライナ軍、内務省、最高会議人権問題全権事務所、特別状況下行方不明者問題全権事務局、国家非常事態庁総局、その他治安・防衛当局の連携によって実現したものだと書かれている。

また、国際赤十字委員会(ICRC)に対しても別途謝意が伝えられている。

写真:捕虜待遇問題調整本部