ロシア軍、ウクライナ南部クリヴィー・リフをミサイル攻撃　１７名負傷

ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、１９日夜同国南部クリヴィー・リフ（ドニプロペトロウシク州）を２弾の弾道ミサイルで攻撃した。２０日朝の時点で１７名の負傷者が出たことが判明している。

リサク・ドニプロペトロウシク州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルで報告した。

リサク氏は、「困難な夜だ…。確認された情報では、ロシアのクリヴィー・リフへの攻撃で１７名が負傷した。内１４名が医療班の支援を必要とした。病院には負傷者８名が搬送されている。彼らの負傷は中度だ」と伝えた。

また同氏は、ミサイル攻撃により、ホテル、店、行政庁舎、教育機関、７軒の集合住宅が破損したと報告した。また、約１５台の自動車に被害が出たとし、その中には消防車、パトカー、救急車も含まれているという。

国家警察は、フェイスブック・アカウントで、被害の様子を写した動画を公開した。

また、国家非常事態庁は、負傷した１７名の内１名は救助隊隊員だと報告した。