米国防総省、一部の北朝鮮軍人が露クルスク州まで移動したことを認める

米国防総省のライダー報道官は29日、一部の北朝鮮兵がクルスク州のウクライナとの国境近くまで移動したことを認めた。

ライダー報道官が記者会見時に認めた。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ライダー氏は、「私たちは、北朝鮮が約1万人の軍人を訓練のためにロシア東部へ派遣し、それらの部隊はおそらく今後数週間でウクライナ付近のロシア軍を強化すると考えている」と発言した。

また同氏は、その内一定数はすでにウクライナへと近い場所に送られたと指摘した。その際同氏は、「少数はすでにクルスク州にいる」と述べつつ、同時に具体的な数字には言及しなかった。

同時に同氏は、米国はその兵力をロシアは戦闘に使うつもりなのか、戦闘支援に使うつもりなのかにつき懸念していると発言した。

そして同氏は、「私たちは、注視し続けており、ウクライナのパートナーやその他同盟国やパートナー国と協議を行っている」と発言した。