ロシア軍、ザポリッジャを空爆 市民9名死亡、42名負傷
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ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、7日日中同国南部ハルキウを誘導航空爆弾で空爆した。8日朝の時点で市民が9名死亡、40名以上が負傷したことが判明している。
フェドロウ・ザポリッジャ州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルで伝えた。
フェドロウ氏は、「敵の血塗られた手で民間人9名の命が奪われた。1歳の男児を含む」と伝えた上で、哀悼を捧げた。
写真:ドミトロー・スモリイェンコ/ウクルインフォルム
また、国家非常事態庁ザポリッジャ州総局のバリシェヴァ報道官は、8日朝の着弾現場の記者会見時、敵の爆弾が着弾した集合住宅では、捜索活動が続いているとし、瓦礫の下にはまだ人がいる可能性があると伝えた。
バリシェヴァ氏は、「民間セクターの被弾現場では、作業が昨日の内に終了した。集合住宅の着弾現場での捜索作業が一晩中続いた。捜索救助作戦は続いている。瓦礫のしたに人がいるかもしれない」と発言した。
国家非常事態庁は、42名が負傷(女性20名、男性18名、児童4名)したと伝えた。
写真:オリハ・ズヴォナリョヴァ/ウクルインフォルム
写真:ザポリッジャ州軍行政府
7日、ハルチェンコ・ザポリッジャ市議会秘書は、敵はザポリッジャを5弾の誘導航空爆弾で空爆したとし、複数民家と医療施設の1つが破壊されたと伝えていた。