ロシア軍、ウクライナ北部フルヒウを無人機で攻撃 10名死亡
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ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、18日夜同国北部スーミ州フルヒウを自爆型無人機で攻撃した。19日朝の時点で死者が10名出たことがわかっている。
国家非常事態庁がテレグラム・チャンネルで伝えた。
報告には、「11月18日深夜、敵はスーミ州フルヒウ市の教育施設の寮の建物をシニカルに攻撃した。敵攻撃により1名の児童を含む8名が死亡。暫定で、2名の児童を含む11名が負傷した」と書かれている。
寮の建物が部分的に倒壊し、瓦礫の下には5人の人が埋まっている可能性があるという。
救助隊が救助作業を続けているとのこと。
また、国家非常事態庁は、その後、死者は10名に上ったと伝えた。
また、ゼレンシキー宇大統領も、ソーシャルメディア「X」アカウントにて同攻撃につき報告した。
ゼレンシキー氏は、「ロシアは、私たちの国境地域へのテロを継続している。昨夜は、無人機がフルヒウに着弾。地元の教育施設の寮が破壊された」とし、死傷者が出ていると報告、遺族に哀悼を伝えた。
そして同氏は、「毎日、私たちは、私たちの人々へのこれら攻撃を防ぐべく、ウクライナのために十分に覚悟を決め、強くあるよう世界を促している。ロシアの新しい攻撃1つ1つが、プーチンの真の意図を確認させている。彼は、戦争を続けたがっている。彼は、和平協議に関心がない。私たちは、ロシアを公正な平和へと追いやらねばならない」と強調した。