ウクライナ人は1000日間屈さず、国家性を失わなかった=ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は19日、ウクライナ人は全面戦争を1000日間乗り切り、屈さず、国家性を失わなかったと発言した。
ゼレンシキー大統領が最高会議(国会)での「強靭性計画」提示の際に発言した。
ゼレンシキー氏は、「ウクライナ人はこの戦争をすでに1000日間乗り切った。壊れることなく、屈することなく、国家性を失うこともなかった。ウクライナ人は全面戦争1000日間を乗り切ったが、それは私たちの戦士の偉業であり、ウクライナの人々全体、私たちの何千万の人々の偉業であり、一人一人が感謝、大感謝に値する」と発言した。
また同氏は、自身は前日東部のポクロウシクとクプヤンシクを訪れたとし、前線にてロシアは「この戦争を通じて最大の損耗水準になっており、私たち皆が、敵が何のためにその代償を払っているかを理解せねばならない」と指摘した。
その際同氏は、「ロシアは私たち、私たちの国家、私たちの人々、私たちの強靭性の破壊を欲している」と強調した。
同氏は加えて、ウクライナの前線での強靭性は、クプヤンシクからポクロウシク、さらにはザポリッジャまで、この戦争の公正な終了のための根本的な前提条件を確保することのできるものだと述べた。
そして同氏は、「私たちは、ウクライナ全体、国全体、私たちの防衛者、私たちの社会全体を誇っている。決定的な時、それは来年訪れるが、私たちは、世界の誰かが私たちの国の強靭性に疑念を抱くようなことを看過してはならないのだ」と強調した。
写真:大統領府