ロシア軍、大量の無人機でウクライナを攻撃 76機撃墜、95機消失
ウクライナ空軍は、25日から26日にかけての夜間、ロシア軍が発射した自爆型などの無人機188機の内76機撃墜したとし、また他95機が飛翔中に消失したと報告した。
空軍がテレグラム・チャンネルで伝えた。
発表には、25日19時30分から26日9時にかけて、ロシア軍がロシア領ヴォロネジ州とクルスク州から弾道ミサイル「イスカンデルM」4弾、オリョール、ブリャンスク、クルスク、プリモルスコ=アフタルスクから自爆型無人機「シャヘド」やその他不明の型の無人機計188機で攻撃を仕掛けてきたと書かれている。
そして、26日9時の時点で、無人機76機を撃墜したという。迎撃戦は、キーウ州、チェルカーシ州、キロヴォフラード州、チェルニヒウ州、スーミ州、ハルキウ州、ポルタヴァ州、ジトーミル州、フメリニツィキー州、ヴィンニツャ州、チェルニウツィー州、テルノーピリ州、リウネ州、ザポリッジャ州、ドニプロペトロウシク州、オデーサ州、ミコライウ州で行われたという。
その他95機の無人機が、おそらくウクライナ防衛戦力の電子戦機器の活動によって消失。さらに5機がベラルーシ領空へと飛翔していったという。
同時に、空軍は、重要インフラ施設への着弾もあり、また民家や集合住宅の損傷も各地で確認されていると伝えた。暫定情報では、犠牲者は出ていないという。
写真:スーミ州軍行政府