ロシア軍、ウクライナの電力ネットワークを攻撃 8州で緊急停電

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ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍の6日未明の同国各地の発電施設への攻撃により、同国8州で緊急停電が導入された。

電力会社「ウクルエネルホ」がテレグラム・チャンネルで伝えた

発表には、「敵の発電・送電施設へのミサイル・無人機による攻撃で生じた破損により、ハルキウ州、スーミ州、ドネツィク州、ポルタヴァ州、ザポリッジャ州、キロヴォフラード州、ドニプロペトロウシク州(一部)、チェルカーシ州(一部)で今朝、緊急停電の導入が余儀なくされている」と書かれている。

また、東部ハルキウ州のシニェフボウ州軍行政府長官は、フェイスブック・アカウントにて、6日未明、ハルキウ市内ノヴォバヴァルシキー地区で撃墜されたロシアの無人機の破片により送電線が破損したと伝えた

シニェフボウ氏は、「2月6日1時、ハルキウ市ノヴォバヴァルシキー地区。無人機『ゲラニ』の破片落下により、送電線が破損」と伝えた。

また同氏は、2月5日夜、ハルキウ市キーウシキー地区では、ロシア軍無人機「ゲラニ」の破片落下により、約100軒の市場の店舗が破損したとしつつ、犠牲者は出ていないと報告した。

ウクライナ空軍は、テレグラム・チャンネルにて、5日から6日にかけての夜間・朝、ウクライナ空軍は、ロシア軍が発射した77機の無人機の内、56機を撃墜した、さらに18機は飛翔中に消失したと報告した