ウクライナ防衛戦力、ロシア発射の無人機を61機撃墜
ウクライナ空軍は、ロシア軍が2月9日夜から10日朝にかけて発射した自爆型などの無人機61機を撃墜したとし、また他22機が飛翔中に消失したと報告した。
空軍がテレグラム・チャンネルで伝えた。
報告には、2月9日21時からロシア軍は83機の自爆型無人機と自爆型に似せた模倣機をクルスク、オリョール、ミレロヴォ、シャタロヴォ、ブリャンスク、プリモルスコ=アフタルスクから発射してきたと書かれている。
これに対して、2月10日9時の時点で、61機の無人機(自爆型とその模倣機)が撃墜されたという。迎撃戦は、キーウ州、ハルキウ州、ポルタヴァ州、スーミ州、チェルニヒウ州キロヴォフラード州、フメリニツィキー州、ドニプロペトロウシク州、ザポリッジャ州、ミコライウ州、ヘルソン州で行われたとのこと。
また、22機の模倣機が飛翔中に消失したとある(被害なし)。
同時に、スーミ州、ハルキウ州、ポルタヴァ州、キロヴォフラード州で同攻撃による被害が出たと報告されている。
その他、ポルタヴァ州軍行政府は、テレグラム・チャンネルにて、同州では撃墜されたロシア軍の無人機の破片の落下により、別荘地区に被害が生じたと報告した。
報告には、ポルタヴァ共同体への無人機落下により、自動車が炎上。また、暫定情報で、30の施設が破損。同時に犠牲者は出ていないと書かれている。
重要インフラ施設への着弾は確認されていないとのこと。