ロシア軍、ウクライナ南部のエネルギー施設を再び攻撃

ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、15日未明に同国南部のオデーサ州とドニプロペトロウシク州のエネルギー施設を攻撃した。

ウクライナのナフトガス・グループがテレグラム・チャンネルで報告した

報告には、「未明、敵は再びエネルギー分野を攻撃した。今回は、ドニプロペトロウシク州とオデーサ州だ。ドニプロペトロウシク州とオデーサ州の住民の一部が電力のないままに置かれている」と書かれている。

同社は、破損被害は甚大だとし、電力事業者が電力供給再開のために作業をしていると伝えた。

ウクライナ空軍は、14日夜から15日朝にかけての、ロシア軍がウクライナに対して、2弾の弾道ミサイル「イスカンデルM」と178機の自爆型などの無人機で攻撃を仕掛けてきたと報告。ウクライナ側は、この内無人機を130機撃墜したという。

また空軍は、この攻撃により、ドニプロペトロウシク州、ハルキウ州、オデーサ州、スーミ州、チェルニヒウ州、キーウ州で被害が確認されていると伝えている。