「クルスク州でウクライナ部隊は包囲されていない」=ゼレンシキー宇大統領、シルシキー軍総司令官からの報告を受ける
ウクライナのゼレンシキー大統領は15日、ウクライナ軍のシルシキー総司令官から前線の状況に関する報告と、ウメロウ国防相からパートナー諸国からの新しい支援パッケージについての報告を受けた。
ゼレンシキー大統領がフェイスブック・アカウントにて報告した。
ゼレンシキー氏は、シルシキー総司令官からドネツィク州やその他の前線の陣地の防衛についての報告を受けたと伝えた。
その際ゼレンシキー氏は、侵略者の殲滅において強靭さと効果を示しているウクライナの部隊全てに謝意を伝えた。
同氏は、東部ポクロウシク方面の情勢は安定させることができていると指摘した。
また同氏は、「別途クルスク州について。私たちの戦力のクルスク州の特定地域における作戦は続いている。部隊は、必要な通りに課題を遂行している。クルスク州におけるウクライナの戦力のおかげで、ロシアの戦力をかなりの数他の方面から引き離した。私たちの部隊は、クルスク州にてロシアと北朝鮮のその部隊を抑止し続けている。私たちの部隊は包囲されていない」と強調した。
さらに同氏は、「ロシア軍が戦力を集結させているウクライナの東方国境沿いの方面を見ている。それは、私たちのスーミ州へと攻撃を加えたいという願望を示すものだ。私たちはそれを理解しており、対抗していく。プーチンが何を計画しているのか、何に向けて準備をしているのが、何を無視していくのかを、全てのパートナーたちが理解してくれればと思う」と書き込んだ。
同氏は加えて、ロシアの戦力集結は「モスクワが外交を今後も無視していくつもりであることを示すもの」だとし、「ロシアによる戦争の長引かせは明白だ」と断じた。
その上で同氏は、「私たちは、パートナーたちに前線、クルスク州、国境沿いの情勢に関するあらゆる真の情報を提供する準備がある」と伝えた。
その他同氏は、「今日は、私たちのミサイルプログラムに関する報告があった。著しい結果がある。『ドウヒー・ネプトゥーン』は試験と戦闘での成功裡の使用をクリアした。新しいウクライナのミサイルであり、精密な攻撃である。距離は1000キロメートルである。私たちのウクライナの開発者、製造者、軍人に感謝する。ウクライナの安全の保証のために作業を続けている」と伝えた。
さらに同氏は、同日はウメロウ国防相がパートナー諸国からの新しい支援パッケージについての報告もあったと伝えた。同氏は、「火砲供給を確保している。支援してくれている全てのパートナーたちに感謝している」と書き込んだ。
写真:大統領府