ロシア、ウクライナ海軍の艦船3隻のだ捕を確認
ロシア占領者は、ウクライナ海軍の艦船3隻「ベルジャンシク」、「ニコポリ」、「ヤニ・カプ」が、あたかもロシアの国境を侵害したとして、だ捕したと発表した。
26日、ロシアのタス通信がロシア連邦保安庁(FSB)の発表を参照して報じた。
同報道では、ウクライナの艦船が「違法な行為を」「ロシアの領海で」行おうとし、緊急停止の要求に従わなかったことがだ捕の理由だとしている。
FSBは、ウクライナの艦船を強制的に停止させるために武器を使用し、負傷者が出たことを認め、負傷者には「治療をほどこした」とある。現時点で、負傷者の生命を脅かす危険はないとのこと。
また、FSBは、ロシア連邦の国境侵害を根拠とした刑事捜査を開始したと伝えた。
また、だ捕された3隻の船は被占領下ケルチへ移動されたことが判明した。
これまでの報道にあるように、攻撃を受けたウクライナの艦船3隻は、現在ロシアの特殊任務部隊にだ捕されたままである。少なくとも6名の兵が負傷したとのこと。ウクライナは、国連安全保障理事会の会合召集を要請した。
また、国家安全保障国防会議では、ポロシェンコ大統領が戒厳令発令の提案を支持し、最高会議に同提案を審議するよう要請した。