ポロシェンコ大統領、国家警護隊のアレロウ司令官を解任
ポロシェンコ大統領は、ユーリー・アレロウ国家警護隊司令官を解任した。
2019年5月7日付大統領令第196が大統領府ウェブサイトに掲載された。
また、別の大統領令により、ミコラ・バラン氏が国家警護隊司令官代行に任命された。
なお、「国家警護隊法」によれば、国家警護隊司令官職は、大統領が内務相の提案をもとに任命・解任の権限を有すことになっている。
バラン国家警護隊司令官代行は、2010年には、ウクライナ内務省軍クリミア領域指令局長を担っていた人物。2014年以降は、国家警護隊副司令官に任命されており、中将となっている。
また、ユーリー・アレロウ氏は、今回の解任の決定につき、今後ヴォロディーミル・ゼレンシキー次期大統領が自身を国家警護隊司令官職に再任命するのであれば、引き続き同職務を継続する用意があると発言した。7日、フロマツィケTVが報じた。