副首相、NATOがウクライナ議会に採択を期待する法案5本を説明

北大西洋条約機構(NATO)は、ウクライナとの協力深化のために、5本の法案採択を待っている。

オリハ・ステファニシナ欧州・欧州大西洋統合担当副首相が欧州プラウダ通信へのインタビュー時に発言した

ステファニシナ副首相は、「5つの基本法だ。すなわち、安全保障・国防の議会コントロール法。これはすでに議会に第1204で登録されている。それから、保安庁(SBU)法改正法(第3196)、情報法(第2412-d)、防衛調達法(第2398-d)、そして作成中の国家機密法だ」と発言した。

副首相は、国家機密法はこの中で特別な位置にあるとし、それは機構の変革というよりは、考え方の変革に関わるものだからだと指摘した。

副首相は、「なぜなら、国家機密に関わる文書の大半は、ソ連時代から引き継いだものだからだ」と述べつつ、「私は、副首相として、またそれまでは国家公務員として、ソ連時代の終わりとなる指示が実行されることを、大きな興奮を持って観察している」と発言した。

副首相は、欧州大西洋統合に向けた動きがなければ、本件は更に長い期間議論されていたことだろうと述べつつ、「実際には、これら法案はすでに議会にあるのだ」と指摘した。