16日朝の時点でウクライナにて予想外のことは起きていない=レズニコウ宇国防相

ウクライナのレズニコウ国防相は、2月16日に朝の時点でウクライナの状況に予想外のことは何も起きていないと発言した。

レズニコウ国防相が国営テレビ「ラーダ」局の「団結の日」特別番組出演時に発言した

レズニコウ氏は、「私たちの情報機関は全てを見ている。私たちは常にパートナー国と連絡しており、私たちの情報は一致しているし、私たちの国はあらゆるシナリオにも対応の準備ができている。今朝、いつもと同じく、私は、数字と事実の定期報告を受けたが、それは私たちの予想と完全に一致しており、何も予想外のものは含まれていない」と発言した。

同氏はまた、ウクライナの国防の基盤はウクライナ軍であり、昨年の軍の兵力は25万だったが、今年1月1日からその数は、さらに11万増えたと述べた。

加えて同氏は、ウクライナ軍の高官は単に経験のある軍人というだけではなく、戦争とはどういうものか、実践から把握している英雄であると強調した。

その上で同氏は、「皆に次のことを理解してもらいたいと思う。私たちの軍の司令部は、戦闘経験ある将校で構成されている。彼らは、軍事科学を本だけでなく、前線にて直接身につけたのであり、誰が私たちの敵なのか、敵をどのように制止するのか、素晴らしく理解している。彼ら一人一人が、死を目撃してきたのであり、仲間を失ってきた。そのため、彼らは資格があるだけでなく、非常に責任感ある指揮官たちなのだ」と発言した。

なお、ウクライナでは、2月16日は、大統領令により「団結の日」と制定されている。