ウクライナは攻撃的行動を一切計画していない=レズニコウ宇国防相
ウクライナのレズニコウ国防相は16日、ウクライナは自国の防衛能力を強化するために幅広い方策を実施しているが、問題の解決は政治・外政的手段でのみ解決しようとしており、攻撃的行動は一切計画していないと発言した。
レズニコウ国防相が国営テレビ「ラーダ」局における「団結の日」特別番組出演時に発言した。
レズニコウ氏は、ウクライナは一切の挑発行為をしないが、敵の挑発の試みには反撃すると発言した。同氏は、「ウクライナを守らなければいけない人は皆、自分の仕事をしている。全ての軍人は危険な方面の強化のために陣地に出ている。装備を受け取らなければならない人は受け取った。機材は送られ、予備兵は形成されている。ウクライナ軍は、自らの課題を完全に履行する準備がある。敵のインテリジェンスがそのことを素晴らしくよく知っていることを確信している」と発言した。
同氏は、追加的に兵力増強を行っているとし、「私たちは、毎日防衛力を強化している。しかし、東部やクリミアやその他の方面にて、攻撃的行動は一切計画していない。ウクライナからは、一切の挑発行動は行われない。しかし、私たちを挑発する試みには、断固とした反撃が行われる」と伝えた。
同氏はまた、ロシアは8年前にウクライナに侵攻したのであり、その後の期間、脅威は存在し続けてきたのであり、その脅威は今後も存在続けていくが、しかしウクライナは現在当時よりもはるかに強固となっていると強調した。