【東部情勢激化】2月19日の露占領軍の停戦違反136回、ウクライナ軍人2名死亡、4名負傷=宇統一部隊
2月19日、ウクライナ東部に駐留するロシア連邦占領軍は、停戦合意に136回違反、内116回はミンスク諸合意の禁止する兵器を使用し、結果、ウクライナ軍人が2名死亡、4名負傷した。
20日、ウクライナ統一部隊作戦本部広報室がフェイスブック・アカウントで発表した。
発表によれば、ロシア占領軍からの攻撃が確認されたのは以下の地点。
ノヴォトロイツィケ(120・82ミリ口径迫撃砲、122ミリ口径榴弾砲等)
フラニトネ(120ミリ口径迫撃砲)
スタロフナチウカ(4回、152・122ミリ口径榴弾砲、120・82ミリ口径迫撃砲)
ノヴォセリウカ(3回、122ミリ口径榴弾砲、120ミリ口径迫撃砲)
ボロテーネ(2回、120・82ミリ口径迫撃砲)
ヴォージャネ(2回、122ミリ口径榴弾砲、120ミリ口径迫撃砲)
シローキネ(120ミリ口径迫撃砲)
ミロニウシキー(3回、122ミリ口径榴弾砲、120ミリ口径迫撃砲等)
ノヴォフナチウカ(5回、122ミリ口径榴弾砲、120ミリ口径迫撃砲)
スヴィトロダルシク(4回、120・82ミリ口径迫撃砲等)
トラウネヴェ(4回、120ミリ口径迫撃砲等)
ロバチェヴェ(4回、122ミリ口径榴弾砲、120ミリ口径迫撃砲等)
ピウデンネ(2回、82ミリ口径迫撃砲等)
ノヴォズヴァニウカ(5回、122ミリ口径榴弾砲、120・82ミリ口径迫撃砲等)
ルハンシケ(5回、120・82ミリ口径迫撃砲等)
アウジーウカ(2回、120・82ミリ口径迫撃砲等)
シチャースチャ(9回、82ミリ口径迫撃砲等)
クリムシケ(5回、122ミリ口径榴弾砲、120・82ミリ口径迫撃砲等)
マルインカ(4回、120ミリ口径迫撃砲等)
オピートネ(2回、120・82ミリ口径迫撃砲)
ニュー・ヨルク(4回、120・82ミリ口径迫撃砲等)
ロパスキネ(2回、82ミリ口径迫撃砲)
ノヴォルハンシケ(5回、122ミリ口径榴弾砲、120ミリ口径迫撃砲)
スタニツャ・ルハンシカ(5回、122ミリ口径榴弾砲、120ミリ口径迫撃砲、歩兵戦闘車等)
プリチェピリウカ(3回、120ミリ口径迫撃砲)
シーゼ(120ミリ口径迫撃砲)
ノヴォフリホリウカ(120ミリ口径迫撃砲)
トロイツィケ(7回、120ミリ口径迫撃砲)
スタリー・アイダル(122ミリ口径榴弾砲)
シュミー(4回、120・82ミリ口径迫撃砲等)
ザイツェヴェ(5回、152・122ミリ口径榴弾砲、120ミリ口径迫撃砲)
トリョヒズベンカ(2回、120ミリ口径迫撃砲)
ボフダニウカ(2回、120ミリ口径迫撃砲)
アウジーウカ(120ミリ口径迫撃砲)
ノヴォセリウカ・ドルーハ(120ミリ口径迫撃砲)
ノヴォトシキウシケ(120ミリ口径迫撃砲)
チェルマリク(120ミリ口径迫撃砲)
ピスキー(2回、82ミリ口径迫撃砲等)
ノヴォフナチウカ(120ミリ口径迫撃砲)
オピートネ(120ミリ口径迫撃砲)
さらに、ドネツィク州では、敵の「オルラン−10」と見られる無人機の衝突戦を超えた飛行が確認された。
また、ルハンシク州の通過検問地点「シチャースチャ」(編集注:ウクライナ側のみ稼働したため、利用されていない)にて、敵の砲撃が確認されたことが「特別冷笑的だ」と書かれており、国際法違反だと指摘されている。
敵の攻撃により、ウクライナ軍人が2名負傷、4名負傷した。
なお、20日7時の時点で同日確認されたロシア占領軍による停戦違反は8回、内ミンスク諸合意の禁止する平気の使用は7回だと発表された。