ドイツ、ウクライナに自走榴弾砲提供へ
ドイツ政府は、ウクライナ政府に対してパンツァーハウビッツェ2000(PzH2000)自走榴弾砲を7台提供し、ウクライナ軍人に使用訓練を行うと発表した。
6日、ヘルムボルド独国防省代表者が記者会見時に発言した。
ヘルムボルド氏は、「ドイツはウクライナにPzH2000を7台提供することを予定している」ことを認めた。さらに同氏は、この自走砲はドイツ軍が現在運用しているものではなく、在庫にある整備中のものだとし、適切な状態に整備されてからウクライナに提供されると伝えた。
さらに同氏は、ドイツ軍自体が類似の武器を必要としているものの、ウクライナに対して最も効果的な支援を提供することが重要だと指摘した。
同時に同氏は、「オランダとともに、並行して、ウクライナ軍軍人への訓練が開始される」とし、訓練はおそらく来週開始されるだろうと指摘した。また、訓練は「特別な条件下で」約40日間となると指摘した。
また同氏は、そのような武器供給によってドイツが戦争の当事者となることはないと主張した。