日本政府、ウクライナへ民生車両と小型無人機を提供へ
日本の防衛省は4日、ウクライナ政府に対して、新たに民生車両(バン)と追加の小型無人機を提供すると発表した。
防衛省が公式ウェブサイトにて発表した。
発表には、「今般、ウクライナ政府からの要請を踏まえ、新たに民生車両(バン)をウクライナ政府へ提供」すると書かれている。また、小型の無人機(ドローン)も追加提供するとある。
また、防衛省は、これまでにも、ロシアによるウクライナ侵略が続く中、ウクライナ政府からの要請を踏まえて、3月以降、防弾チョッキ、鉄帽、防護マスク、防護衣、小型無人機などをウクライナへ提供してきたことを喚起した。
加えて、防衛省・自衛隊は、今後もウクライナに対してできる限りの支援を行っていくと伝えている。
なお、ウクライナに対しては、ロシアによる全面的侵略が5か月間強にわたり続いている。ウクライナ政府は、ウクライナ軍には重火器の他にも、兵士の移動用の車両が不足しているとし、各国に支援を求めている。在ウクライナ・ドイツ大使館は7月15日、過去3週間で80台のピックアップトラックをウクライナへ提供したと発表。7月31日、ウクライナ軍支援の募金を行っている基金「生きて帰ってきて(ポヴェルニーシ・ジヴィム)」も、ウクライナ軍に対して、募金で購入した10台のピックアップトラックを提供していた。