レズニコウ宇国防相、来年の夏までに戦争が終わり、NATO加盟が実現する可能性を指摘
ウクライナのレズニコウ国防相は23日、2024年夏までに現在のロシア・ウクライナ戦争が終結した上で、同年のワシントン北大西洋条約機構(NATO)首脳会議にてウクライナが同機構に受け入れられる可能性があると述べた。
レズニコウ国防相がCNN記者にコメントした。
レズニコウ氏は、CNNに対して「誰が知ろうか。多分、それはウクライナにとって非常に重要な日となるだろう」と述べ、また「これは単なる私の予想だ」と補足した。
また記者から、戦争が来年夏までに終わっていると思うか、と尋ねられると、レズニコウ氏は、「ええ。私たちはこの戦争に勝利する」と即答した。
その他、同氏は、戦争終結直後にウクライナがNATOに受け入れられることを義務化することをバイデン政権が拒否したことについては重視せず、「それは必要だとは思わない」と述べるとともに、「ウクライナは整えられた加盟手続きを得て、その間、必要な改革に取り組み続けていく」と発言した。
同時に同氏は、「勝利の後、それ(編集注:ウクライナの加盟)はNATOの利益となる。なぜなら、私たちは、NATOの本当の東方の盾、あるいは、欧州の東方の盾となったからだ」と述べ、ウクライナは「真の戦闘経験」を得ているのであり、ロシアをどのように抑止し、NATO基準の武器を使ってロシアを打倒するかということを知っているとも指摘した。