ルーマニア大統領、自国領内へのウクライナ海兵隊の訓練センター開設を主導

ルーマニアのヨハニス大統領は18日、同国議会に対して、ウクライナ海兵隊を訓練するための施設をルーマニア領内に開設することを決定するよう要請した。

ユーラクティブが報じた

ヨハニス大統領は書簡にて、ロシアの対ウクライナ戦争における最近の出来事は「ウクライナ軍人の訓練を集中化し、多元化すること必要であることを強調している」と主張した。

同訓練センターは、既存の能力の範囲内でウクライナ海兵隊の訓練を支援していくことになるという。

また、国際コミュニティからの貢献で施設の運営が支援され、同時に英国が同施設の初期展開における全資金と計画支援を供与すると書かれている。

同施設は、パートナー国の軍による仮承認を得て、2年間運用されるという。

ルーマニアは、訓練プロセス中、または合意された期間の終了時に、このコミットメントから離脱する権利を留保する。

なお、本件は、ウクライナ防衛問題コンタクトグループ(ラムシュタイン会合)の一環で行われた提案だという。

写真:ヨハニス・ルーマニア大統領(X)