NATO加盟問題は交渉テーブルに残っているが、ウクライナは当面の安全の保証が必要=ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は3日、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟問題は、複数の国の反対こそあるが、交渉のテーブルには残っていると指摘した。同時に同氏は、ウクライナは、NATOに加盟するまでの間、部隊派遣をはじめとする、強大な安全の保証が必要だと発言した。
ゼレンシキー大統領が北部チェルニヒウ州の自治体の長との会合の際に発言した。
ゼレンシキー氏は、「ウクライナのNATO加盟を今のところ支持していないのが誰なのかは知っていようが、いずれにせよ、誰も今後の(交渉)テーブルからその問題を今のところ取り除いていない。少なくとも私たちは、たとえ今誰かが(編集注:ウクライナのNATO加盟を)支持したくないのだとしても、将来何が起こるかをみてみようではないかと述べている」と発言した。
また同氏は、ウクライナが安全保障同盟に加盟するまでの期間、それに見合うだけの安全の保証を有すことが重要だと発言した。同氏はその際、「私たちが同盟に入るまでの期間、私たちがNATOに類似する関連の保証を有すことが重要だ。それは、部隊のこと(編集注:ウクライナに派遣が検討されている再保証軍のこと)や、私たちが本当にあてにすることのできる、私たちのパートナーたちの努力のことである」と発言した。
同氏はさらに、現在、派遣する部隊の一環で海軍と空軍の部隊の派遣を協議している国が複数あると指摘した。また、同氏は、その協議で一番難しいのは陸軍要素だと述べた。
加えて同氏は、「私たちはいずれにせよ、私はその点は確信しているが、終戦時点で西側の軍の支援インフラを有すことになる。もしかしたら、(編集注:終戦時点ではなく)中間、停戦の瞬間かもしれない」と指摘した。
そして同氏は、「公正な平和には、私たちはいずれにせよ到達する」と強調した。
同氏はその上で、「私たちには多くの様々な文書や作業したものがあるが、しかし、大切なことは私たちが交渉の席で強くあることだ」と発言した。
写真:大統領府