EU諸国は年内にウクライナに150万弾の榴弾砲砲弾を供与する=ボレルEU上級代表

欧州連合(EU)のボレル外務・安全保障政策担当上級代表は、EU加盟国は年内にウクライナに対して150万弾の榴弾砲砲弾を供与すると発言した。

ボレル上級代表が外政ニュースサイト「欧州プラウダ」へのインタビュー時に発言した

ボレル氏は、「私たちはほぼそれを実行した。私たちはもうすでに98万弾以上を供与しており、もうすぐ100万弾の提供となる。私は、私たちが春までにその水準に達成すると言うコミットメントを負ったことを知っているし、私たちはそれができなかった。しかし、年内にはできる。そして、そのために私たちはかなり加速した」と発言した。

同氏はまた、それに加えてEU加盟国との間の二国間協定に従って多くの弾薬がウクライナに供与されてきたとし、また「私たちが期待していたほど迅速ではないものの、機能している」チェコのイニシアティブもあると喚起した。

その上で同氏は、「総じて年内に、私たちは150万弾以上の弾薬をウクライナに供与する」と伝えた。

その上で同氏は、EUは「巡航速度に達するまで」同量の弾薬を供給し続けることができると指摘した。

その際同氏は、「問題は現存のものの供与ではなく、生産にあった。私たちは春までに年間100万弾の生産能力を達成すると約束した時、私たちは実際の生産能力を把握していなかった。生産能力は私たちが思っていたような規模ではなかったのだ。現在すでにその生産能力を有している」と強調した。