ウクライナと日本、情報保護協定を締結
ウクライナのシュミハリ首相は16日、ウクライナと日本が情報保護協定に署名したと報告した。
シュミハリ首相がテレグラム・チャンネルにて報告した。
シュミハリ氏は、「ウクライナと日本は情報セキュリティ分野の連携を強化している。今日、岩屋日本外相との私たちの会談の際に、関連の協定(編集注:情報保護協定)に署名が行われた」と報告した。
また同氏は、「ウクライナ日本間協力の展望について協議した。日本は、ウクライナ支援のリーダーの内の一国だ。支援総額はすでに121億ドルに達している」と伝えた。
さらに同氏は、協力の優先分野として、エネルギー分野支援、人道地雷除去を挙げた。また会談時には、対露制裁の強化についても話し合われたと報告した。
その上で同氏は、「日本からの直接の予算支援についても感謝している。とりわけ、G7イニシアティブの一環でのロシア凍結資産を活用した30億ドルの拠出の意向についてだ」と発言した。
なお、16日、日本の岩屋外相がウクライナを訪問した。
写真:シュミハリ首相