ウクライナはほぼ全種類の通常兵器を製造できる=カミシン宇大統領顧問
ウクライナのカミシン大統領顧問は11日、同国は現在様々な種類の現代的武器の製造を積極的に増やしており、それが国際協力において大きな比重を占めていると発言した。
カミシン氏が第7回ドイツ・ウクライナ・ビジネスフォーラムの際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
カミシン氏は、防衛産業をテーマにしたパネルディスカッションに出演した際に、戦争が始まった時、ウクライナは主に倉庫にあったソ連製の武器を使って戦わざるを得なかったとしつつ、しかし、現在ではウクライナは無人機だけでなく、ほぼ全ての種類の通常兵器を製造することができると発言した。
そして同氏は、「今年、ウクライナでは、国が財政投入できる量の3倍の武器の製造が行われる。来年は同程度となるが、市場規模は300億ドルに達する」と発言した。
また同氏は、防衛分野はウクライナ・ドイツ協力の戦略的分野であり続けると述べ、両国はこれまでに防衛産業をテーマにした二国間行事を6回開催したと伝えた。同氏は、「ウクライナもまた、ドイツの産業がより強くなるのを助けており、現時点で、ウクライナの勝利で戦争が終結した後の将来の協力の基盤が築かれている」と発言した。