ゼレンシキー宇大統領、米国の新たな安保支援に感謝

ウクライナのゼレンシキー大統領は30日、米国による総額約25億ドルの新しい対ウクライナ安保支援の拠出につき謝意を表明し、その支援は重要な時に送られたと強調した。

ゼレンシキー大統領がXアカウントに書き込んだ

ゼレンシキー氏は、「ウクライナは米国からの揺るぎない支援に、特にこの困難な1年が終わる前、深く感謝している。約25億ドルの安全保障支援は、最前線の私たちの防衛者を強化する重要な貢献だ。その支援は、ロシアが襲撃を強化し、北朝鮮兵を参戦させ、北朝鮮とイランからの兵器を受け取り続けている重要な時に入ってきている」と発言した。

また同氏は、パートナーたちからの連帯の行動1つ1つが人命を救い、ウクライナの独立を強化し、強靭性を強め、また民主主義が権威主義の侵略者より強いことを示すものだと指摘した。

そして同氏は、「バイデン大統領、議会の両党のリーダーたち、議員たち、そして全米国民に対して、彼らの揺るぎないウクライナ支持につき感謝している。2022年のロシアの侵略の最初の時から米国や他のパートナー国の支援は、ウクライナ国民の英雄性、勇敢さ、覚悟と相まって、ウクライナ主権の防衛、プーチンの犯罪軍からの領土の大部分の解放、黒海における航行の自由の回復において重要な役割を担ってきた」と伝えた。

さらに同氏は、ロシアと同国の「悪の枢軸」の同盟国は、戦争犯罪と脅迫の言語で話ているとし、「私たちの価値を共有する米国と他のパートナーたちと一緒に、力と尊厳と揺らぎない自由へのコミットメントで返答せねばならない。私たちは、ウクライナと全てのパートナーたちが共有する私たちの共通の目的である2025年中の平和を達成するために、力により平和へ向かって進み続けなければならない。毎日残酷な攻撃から身を守っているウクライナは、私たちの戦略的友人をあてにしている」と強調した。

これに先立ち、バイデン米大統領は30日、ウクライナに対する総額約25億ドル新たな安全保障支援を発表していた

写真:大統領府