ゼレンシキー宇大統領、アンドリー・フナトウ氏を新しい参謀総長に任命

ウクライナのゼレンシキー大統領は16日、アナトリー・バルヒレヴィチ氏をウクライナ軍の参謀総長職から解任し、アンドリー・フナトウ氏を同職に任命した。

ウクライナ大統領府ウェブサイトに関連大統領令が掲載された。

大統領令第169/2025により、バルヒレヴィチ氏が参謀総長職から解任された。

また、大統領令第170/2025により、フナトウ氏が参謀総長職に任命された。

同任命につき、ウメロウ宇国防相は、フェイスブック・アカウントにて、ウクライナ軍には戦闘力を向上するために変化が必要だと強調し、そのためには管理システムを変え、明確な標準を導入していると伝えた

またウメロウ氏は、フナトウ氏は27年間の軍事経験があり、海兵旅団や作戦司令部「スヒード(東部)」の軍人、統一部隊を指揮してきたと伝えた。

同時に同氏は、今回解任されたバルヒレヴィチ氏は、今回国防省の監査長に任命されたとし、同氏の今後の課題は軍スタンダードの遵守の監視と軍の規律の強化だと説明した。

写真:国防省