ウクライナのNATO加盟問題は議題から外されてはいけない=シビハ宇外相
ウクライナのシビハ外相は、同国にとって安全の最も効率的な保証である、ウクライナのNATO加盟の問題は、今後の和平交渉の際の議題から外されてはいけないと発言した。
シビハ外相がRBCウクライナへのインタビュー時に発言した。
シビハ氏は、「NATOは議題から外されてはいけない。それが第一の立場だ。確かに、現在ウクライナのNATO加盟に関して私たちのパートナーの間にコンセンサスはない。しかし、繰り返すが、それはウクライナ憲法で確認されており、ウクライナ国民の戦略的選択であり、ウクライナの安全の最も効果的な保証はNATO加盟なのだ」と発言した。
また同氏は、その他の安全の保証として、ウクライナの領空と領海の防衛や、自国軍の能力の向上を挙げた。
同氏はその際、「他の具体的で効果的な安全の保証は、空のパトロール、同盟国の航空隊や防空システムの使用である。そして、当然、海もだ。それから、当然、黒海における艦隊の関与で生まれる機会である。それから、当然、私たちの防衛産業の支援である」と発言した。
また同氏は、ウクライナは防衛産業でより自給自足できるようにならねばならず、「敵が今後の挑発や今後の侵略の結果と代償を明確に理解するまで、私たちの立場を強化せねばならない」と発言した。
同時に同氏は、「他方で最大級の優先課題は、当然ながら、防空システムであり、私たちの無人機能力の向上であり、火砲能力、つまり砲弾と榴弾砲である。つまり、これらの優先課題はいずれもはっきりと知られているものであり、私たちはパートナーたちと一緒に作業をして、具体的な結果の達成に向けて集中している」と指摘した。