「安全の保証をウクライナに提供する準備のある国は増えてきている」=ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は27日、ウクライナに安全の保証を提供し、自らの軍を派遣する準備のある国の数は増えていると発言した。
ゼレンシキー大統領がパリでの有志連合首脳会合後の記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「現在、多くの注意が将来のウクライナのための安全の保証のインフラに関する問題に向けられている。そのことはマクロン大統領とスターマー首相、また他の首脳と定めている。このインフラの重要な要素は、私たちの軍と、それへの資金拠出と、ウクライナ軍の強化だ」と発言した。
そして同氏は、その方面における欧州の国々とその首脳たちの共通の作業は、「現在も将来もロシアが私たちの軍の数について命令することができない」ということ強調することだと発言した。
その際同氏は、「敵はウクライナの防衛ルールについて命令することはできない。そして、その点で侵略者に支持がないことが重要だ。欧州にて、私たちは、彼ら(ロシア)に支持がないことを目にしている。少なくとも、今日集まった(有志)連合全体、皆が、ウクライナは現在ロシアの侵略に対抗している自らの軍を維持すべきだということを支持している」と発言した。
同時に同氏は、米国にも同様の立場があることが重要だとし、「そのため、今日の会合によって、私たちは米国にも他の国にもシグナルを送っている」と発言した。
さらに同氏は、「私たちの軍と『安全の保証』の他、それは部隊にも関係する。首脳たちから多くの提案があった。私たちは、提案が多くなったと言うことができる。色々な準備のある国、空、防空、陸、海で安全の保証をウクライナに提供し、自らの部隊を派遣する準備のある国の数が増えている。そのような国は増えている。それは良いニュースだ」と強調した。
その他同氏は、ウクライナには仏・英のミッションが派遣される可能性があり、他のパートナー国も加わる可能性がある、そのミッションは、ウクライナ軍の支援のために何ができるかを判断したり、また「ウクライナが準備した基盤を」見たりすると伝えた。
同氏は、「私は、(同日の)首脳会合は非常に鼓舞するものだったと思う。エマニュエル(マクロン仏大統領)に、主催につき、もう一度ありがとう。私は、私と首脳たちの対話は鼓舞していると思う。首脳たちは皆エネルギーを得た。思うに、首脳たちは私たちを見捨てないし、ウクライナを支えていくと思う。それは、プーチンにとって悪いシグナルだ」と発言した。
そして同氏は、ウクライナは自らの領土で譲歩しないし、独立も明け渡すつもりはないと強調した。