ウクライナの平均月給、過去1年で22%増=国家統計局

2021年8月時点のウクライナの名目平均月給は、前年同期比で22.3%増加し、1万3997フリヴニャ(約5万8600円)となった。

28日、国家統計局が発表した

統計局は、2021年8月時点の企業・組織に常勤する従業員の名目平均月給は、1万3997フリヴニャであり、これは最低賃金(6000フリヴニャ)の2.3倍だと伝えた。また、この数字は、2021年7月時点からは2.4%増加しており、また過去12か月では(2020年8月段階の1万1446フリヴニャと比較した場合は)22.3%増加したと説明した。

業種別には、IT分野の平均月給が最も高く、2万4813フリヴニャ(約11万9000円)。続いて、金融・保険分野が2万3537フリヴニャ、3位は、国家機関・国防・義務社会保険分野で2万1207フリヴニャだったと発表された。

平均月給の最も少なかった分野は、一時的宿泊施設・飲食提供で9788フリヴニャ(約4万1000円)。続いて、教育分野が1万473フリヴニャ、保健・社会支援分野が1万898フリヴニャだったという。