ウクライナ国会、2022年国家予算案を第一読解で採択

ウクライナ最高会議(国会)は、20200年の国家予算案(第6000ーP)を第一読解で採択した。

国家予算案の第一読解採択とみなされる関連決議を最高会議議員273名が支持した(過半数は226)。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

閣僚会議(内閣)ポータルサイトによれば、今回の国家予算は、「中期予算宣言2022〜2024年」に基づいて作成されたものとなっている。同案によれば、2022年年末時点の予想名目GDPは、5兆3687億フリヴニャ、歳出超過は対GDP3.3%(2021年の予想は5.5%)。インフレ率は6.2%、安全保障・国防分野への支出は対GDP比5.95%、平均月収は1万5258フリヴニャ(2022年12月時点で1万7500フリヴニャ)となっている。

今回の第一読解採択を受けて、閣僚会議は、最高会議に対して、2週間以内に第二読解に向けた2022年度国家予算案を提出しなければならない。