トルコ企業無人機「バイラクタル」のウクライナ国内での製造拡大へ 協定締結
ウクライナのゼレンシキー大統領は3日、エルドアン・トルコ大統領との会談時に、ウクライナにおけるバイカル社無人機「バイラクタル」の生産を著しく拡大する協定が締結されたことを発表した。
ゼレンシキー大統領がエルドアン大統領との共同記者会見時に発表した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「協議の結果として、非常に実質的な結果が生じ、それがウクライナの安全保障を強化し、両国や地域の国々のエネルギー安全保障を強化することを確信している」と発言した。
同氏は、同日の協議の際、特にウクライナ・トルコ間の航空・防衛産業の協力に特に注意が向けられたことを伝え、それは両国間戦略的パートナーシップの優先課題の一つであることを強調した。
そしてゼレンシキー氏は、「私たちの目的は、具体的プロジェクトの実現、共同企業の創設、経験の交換、技術の交換だ。今日、ウクライナ国内でのバイカル社無人機製造を著しく拡大する協定が締結された。それは新しい技術、新しい雇用、国家の防衛能力の拡大である」と発言した。
その他同氏は、ウクライナとトルコはエネルギー協力の進展を望んでいるとも伝えた。
なお、3日、エルドアン・トルコ大統領がキーウを訪問した。両国は同日、自由貿易圏協定をはじめ、8つの二国間文書への署名を行った。